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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2010/02/15(月) 「マイマイ新子と千年の魔法」を見た

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友人にメールで薦められたので遅ればせながら見てきた。んで、なんかしらんけど、めっちゃ感動した。

しかし、感動した理由がわからない。ネット上の感想を見ても「おもしろさを説明するのが難しい。」という論が目立つし、友人も僕に薦めながらも、そのオススメしてきた文章はおもしろさを伝えるのに苦労していたように見受けられた。

面白かった。面白かったんだけれども、その面白さの理由を自分で説明できないので何とも釈然としない。釈然としないので、映画を見終わった後に寄った鰻屋で、メモ帳片手に、うーん、うーん、とずっと頭を悩ませた。

「マイマイ〜」は子供が主人公の話なんだけれども、これが見ていると本当に自分の子供の頃を思い出すのだ。それは、そこに出ている風景が....とか、そーいや僕も川遊びしたな.... とか そんなんじゃなくて、僕はこの作品を見ていて子供の頃の精神の ありよう というか思考回路といかニューロンのつながりっぷりを かなりのリアリティを持って思いだしたのだ。

僕なんて小学校入った頃には、親に「ディズニーランド行きたい?」って聞かれても「乗り物に何時間も待つとこなんて嫌」って答えちゃうぐらい冷めた子供だったのだけれども、それでも それ以前にはすごく無邪気な時代があって、それを思い出した。そんな心、もう20年以上忘れてた。思い出せたことが奇跡だ。

んで、この作品では無邪気な子供たちが無邪気なままでいるわけじゃなくて、そのあと現実にぶちあたっていく。そして現実と折り合いをつけていくのだけど、それが自分の大人になっていく課程とすごくシンクロする。自分は、まだまだ全然大人になれてないなーって思ってたし、実際に なれてないのだけど、そういうのとは別に 確かに今の自分は子供時代の自分とは違うものになっていて、その違う生き物になる課程を思い出した。そんな感動。

ネットのインタビューで、このアニメの監督が子供時代の自分との再統合というようなことを言っていたけれど、まさにそれ。自分は忘れていた過去の自分と「再統合」したのだ。

このアニメ、一見すると子供向けと取られかねない。けど、上記の理由から圧倒的に大人向けのアニメだ。

この作品を映画館で見られたのは幸せだった。友人に感謝。ありがとう。

1: 吉田 香子 2011年01月26日(水) 午後6時34分

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