『世界征服は可能か?』をほぼ読んだ。
オタキングこと岡田斗司夫さんが、古今東西、漫画、アニメ界の悪の組織を分析しながら、
どうすれば世界征服をすることが可能かを論じています。
読めば読むほど、悪の組織を運営する大変さが分かってきます。
組織の財産は何と言っても人材です。その点、悪の組織というものは人材というものに、圧倒的な欠陥をがあります。
何と言っても悪の組織です。内部の人間は悪に染まった人ばかりなのです。倫理観のかけらもありません。
きっと、平気で遅刻するし、あいさつしてもシカトするし、ドレスコードも守らないでしょう。
そんな組織の運営しにくさたるや、想像しただけで鼻血がでます。
読むにつれて、世界征服するためには優秀でまっとうな企業を作るのが、一番の近道なんだろうなと思えてきました。
Microsoft並の企業を作って、全世界に自社の製品をばらまく。
そして製品が全世界に行き渡った段階で、あらかじめ製品に仕込んでおいたウィルスを発動させて、世界を支配する。
僕は、この方法をオススメします。
あまり良い言い方ではないですが、「岡田斗司夫の有効な使い方」を示した本として価値ある本だと思いました。
1: の〜 『ごめんなさい、こっちです!湿度も温度も高いから、脳ミソにカビ生えちゃったみたいで・・へへ。【世界征服】ってどういうことをいうんだ...』 (2007/08/01 11:27)
2: わけん 『難しい問題ですね。 「支配者様の言うことを聞ききたくてたまらない。」って全世界の人が思うような状態が世界征服した状態ではないでし...』 (2007/08/02 27:03)