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したっぱプログラマーの日記(The diary of a minor programmer)

2007/07/20(金) 「とてつもない日本」+「カラマーゾフの兄弟」+「超能力番組を10倍楽しむ本」+「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」= ?

雑談

とてつもない日本
麻生 太郎 (著)



カラマーゾフの兄弟1
ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳)



超能力番組を10倍楽しむ本
山本 弘 (著)



2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)
西村 博之 (著)

↓以上を購入しておいて、Amazonから以下をおすすめされた。

生物と無生物のあいだ 生物と無生物のあいだ
福岡 伸一 (著)


なぜだろう?
どういう公式がなりたっているんだ?

1: massao 『で、結局カラマーゾフは読んだのかい?』 (2007/07/21 9:19)

2: わけん 『読んでないorz』 (2007/07/21 11:24)

3: イチヂル 『そのオススメ本、すごく興味深い…!いきものばんざい!』 (2007/07/21 12:18)

4: mynz 『「生物と無生物のあいだ」 はこの前、図書館で借りて読んだYo!同じ筆者の「もう牛は食べても安心か」も読んだけど、重複している部分...』 (2007/07/21 21:07)

5: わけん 『「生物と無生物のあいだ」 と「もう牛は食べても安心か」、既にAmazonのカートに入れていました。購入して読むのが楽しみです~~...』 (2007/07/21 22:19)

6: mynz 『最近の図書館はオンライン化されているから、書籍の検索と予約はネットからできるから便利だよ。ウチ、新宿区は10冊まで予約・貸し出し...』 (2007/07/22 13:05)

7: わけん 『図書館に行くのがめんどいんですよね。有料でいいから、家まで送ってくれないかなぁと思ったり。しかも面白かったら、買い取りもできる仕...』 (2007/07/22 22:59)

2007/07/19(木) 「ヒルズ黙示録」を読んだ。

未分類

おもしろかったー。
紹介してくださったmynzさんに感謝。

普通に読み物として良くできていて、読んでいると自分もヒルズを中心に起きた買収劇の当事者になったような気分になって、気持ちが高ぶってきます。
買収側と防衛側、互いに知恵を振り絞って策を凝らす課程が、めっちゃエキサイティング。
ライブドアに、村上ファンドに、フジテレビに、日本放送、それぞれの思惑が錯綜。
昨日の味方は今日の敵。次々と、変わる展開が読む人を虜にします。

僕も株を売買していますが、読んでいて、株式市場とは個人投資家の思いもよらない策謀が飛び交っているところなのかと、感慨深かったです。

っていうか、続編書いて欲しい!
TBSと楽天の今後が気になるー!
決着したら、是非続編を!

1: mynz 『光栄でございます。あと、株式関係だと[なぜ株式投資はもうからないのか]が興味深かった。あわせて読めば、株式投資をする気がなくなる...』 (2007/07/21 21:28)

2: わけん 『ほうほう。[なぜ株式投資はもうからないのか]も読ませていただきます。』 (2007/07/21 22:23)

2007/07/18(水) 『とてつもない日本』を読んだ

読書

この本はいい!
とかく日本人は、自分たちのことを卑下しがちだ。
この本で麻生さんは、とにかく日本人を褒める。褒めまくる。超プラス思考。

中でも印象的だったのが、インドの地下鉄開発の話だ。

その地下鉄は、インドの技術者と日本から派遣された技術者とで共同で開発された。
インド人技術者の方達は、それまで時間に対してひどくルーズだったのだが、いつも集合時間の15分前には揃っている日本人を見習って、自分たちも早めに現場入りするようになった。
また、日本人の徹底した指導により、数時間遅れも日常茶飯事なインドの交通機関の中で、その地下鉄だけが、数分の誤差で運行されている。
そして、今インドではこの地下鉄を「ベスト・アンバサダー(最高の大使)」と呼んでいる。

というお話。
日本人は外国の方から「勤勉過ぎ」とか「まじめ過ぎ」とか非難され、それを気にしがちだけれども、「勤勉でまじめで、全然OKじゃん」という気にさせてくれるお話でした。

その他、高齢社会に対する考え、地方分権に対する考え、靖国にたいする考えなどが述べられています。

選挙期間になって、頻繁に街頭演説が行われていますが、炎天下の中、立ちっぱなしで聞く気には、どうしてもなれません。
しかし、こういう書籍だったら、政治家の方がどんなことを考えているのかが、さくっと読めるので良いなぁと思いました。
麻生さんの文章が読みやすく、かつ、おもしろいというのが多分にありそうですが。

1: mynz 『> この本はいい!> とかく日本人は、自分たちのことを卑下しがちだ。> この本で麻生さんは、とにかく日本人を褒める。褒めまくる。...』 (2007/07/19 25:35)

2: わけん 『>その麻生さんって太郎さんでしょ?そりゃ日本人を褒めまくるよ。超プラス思考だよ。日本人は、そろそろ非難されるのに疲れてきてると思...』 (2007/07/21 13:14)

3: mynz 『> 日本人は、そろそろ非難されるのに疲れてきてると思うんですよね。> 日本は駄目だとか、日本はもうすぐ死ぬとか、聞き過ぎて。そう...』 (2007/07/21 21:19)

4: わけん 『>でも、世論やメディアは駄目だ、駄目だと行っているのかな。よくわからんけど。日本にいる限りは、あまりプラスなコメントは聞かない気...』 (2007/07/21 22:36)

2007/07/17(火) ジェノベーゼには2種類ある!らしい

雑談

ジェノベーゼっていたら、バジルがいっぱいのバスタのことかと思っていたら、どうやら2種類あるらしいです。
昨日食べたお店で出たパスタは、全然バジルが入ってなかった。
不思議に思って店員さんに聞くと、ジェノベーゼには2種類あるということを教えてくれました。

もう一つのジェノベーゼは、タマネギをぐちゃぐちゃになるまで炒めたの(+その他具材)を絡めたヤツ。
こっちは、主に南の方で食されているらしい。
勉強になりました。

1: の〜 『先日は、京都でのステキな夜を、ありがとうございました。主人と一緒のWWえ!ジェノベーゼに種類があったんですね、初めて知りましたよ...』 (2007/07/18 12:19)

2: わけん 『>先日は、京都でのステキな夜を、ありがとうございました。いえいえ(^^)>今度、ペペロンチーノについても聞いてきてクダサイ...』 (2007/07/19 11:26)

2007/07/16(月) 『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか』を読んだ

読書

ひろゆきさんが、どーいう方なのか全然知らなかったけど、この人は天才だなぁと思った。
考えが、普通の人から見ると極端で、ぶっとんでいる感じがする。

ジャーナリストの佐々木俊尚さんとの対談が面白くて、

『梅田(望夫)さんは常に理想論を言いすぎて反論できないから、そこで話が終わってしまう。一方で西村(ひろゆき)さんは、あまりにも現実的でベタな話をしすぎて話が終わってしまう。2人は両極端なんじゃないかなと。 ...(中略)... 理想と現実のせめぎ合いに生きている我々の気持ちを、2人とも理解していないな、という感じはちょっとするかもな。』

という発言が佐々木さんの人間っぽさというか、生っぽさが出ていておもしろかった。
Webの話意外でも、天才達の言うことが、理想と現実のせめぎ合いに生きている普通の人たちの気持ちを理解してくれてないなぁっと思うことは結構ある。
もしくは意図的に無視しているのかもしれないけれど…。

集合知と集合愚の話が面白かった。
「ガリレオ・ガリレイの時代に集合知があっても、地球が回っていることにはならなかった。」
集合知が正しいということが間違っていて、大衆が間違ってしまうことがある。
お恥ずかしながら、集合愚というものを全然考えずに、「集合知っていいよね!」みたいなことを口走っていた。
じゃー、どうすりゃいいの?と言われても、回答は思い浮かばなくて、これからも人類は集合愚という危険と隣り合わせで生きていくしかないのかなと思う。

その他、元オン・ザ・エッヂの取締役最高技術責任者である小飼弾さんとの対談も面白かった。
天才同士の会話なので、内容がぶっ飛んでて読んでて気持ちよかった。

個人的にかなり楽しめた。
僕の尊敬する人リストに、ひろゆきさんの名が加わりました。